レヒレ+ベトベトン


カプ・レヒレは増加しているカバルドンに対して後出しから役割を持つことが出来、
対処が難しいバシャーモパルシェンギャラドス等にもかなりの強さを持つ
しかし、電気ポケモン、ゲンガーや後出しカプ・テテフ等には隙を見せてしまう

そこで、ミストフィールドによってゲンガーとカプ・テテフに繰り出しやすく、
対面性能にもそこそこ優れる悪Zベトベトンとの組み合わせからスタート

今季はステルスロックが多いと感じていて、1/4以上入るポケモンはそれだけで
かなりの性能を削り取られてしまうので、すべてのポケモンを1/8以下に抑えるように組んだ

以下採用順

カプ・レヒレ@バンジの実
図太い 176(244)-**-176(196↑)-115-150-114(68)
ムーンフォース/潮水/自然の怒り/挑発

バシャーモパルシェンギャラドス等の役割対象の他、
地面に対しても後投げしていきたいのでHBベース
メインのムーンフォースに火力を補う自然の怒り、相性に優れる潮水
挑発は自然の怒りと合わせて再生技を持つポケモンに役割を持つため採用


ベトベトン(ア)@悪Z
意地っ張り 205(196)-165(196↑)-95-**-135(116)-70
噛み砕く/毒突き/影撃ち/追い打ち

  • C211メガリザードンの晴れオーバーヒートが~204
  • C147カプ・コケコのEFZ10万ボルトを確定耐え
  • 噛み砕くがB無振りメガゲンガーに152~

超霊以外にもカプ・コケコやボルトロスなど対処が難しいポケモンに手が届く駒
自然の怒りを後出しカプ・テテフに当てておくと、交代際追い打ちでカットすることができる
ミミッキュバシャーモには不利を取ってしまうが、裏で出来るだけカバーできるように


■ガルーラ@メガ
陽気 181(4)-175(236)-121(4)-**-122(12)-167(252↑)
猫騙し/捨て身タックル/炎のパンチ/不意打ち

対面性能が高く、ミミッキュに隙を見せにくい構成
自然の怒りや毒手、呪いとの相性に優れる猫だまし+不意打ち
残りはナットレイテッカグヤに遂行できる炎のパンチ


■ゲンガー@メガ
臆病 135-**-101(4)-222(252)-115-200(252↑)
シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/めざめるパワー岩

ガルーラ軸で対処の難しいメタグロスボーマンダ軸等に出す
めざ岩はランドロスと合わせてリザードンを両対応出来たり、
対面からウルガモスに起点にされることを防げるため採用


ランドロス@ゴツゴツメット
腕白 195(244)-165-155(244↑)-**-100-114(20)
地震/岩石封じ/蜻蛉帰り/ステルスロック

電気無効枠であり、ガルーラ、ミミッキュ、地面ポケモン等へのクッション
ガルーラ、ゲンガー両メガと並びを作れるため採用


ミミッキュ@妖Z
陽気 131(4)-142(252)-100-**-125-162(252↑)
じゃれつく/呪い/身代わり/痛み分け

滅びゲンガーが担っていた役割を持てるとともに、低速への崩し性能に優れる型
全体的に数値受けの突破を苦手としているので、最後の補完として採用した



カプ・コケコやボルトロスが重くなってしまったのは反省点
また炎がいないため鋼の処理ルートが限られていて、窮屈な立ち回りを強いられることもあった

ベトベトンが思ったよりも強く、目論見通りゲンガーを十数匹狩れたので満足
選出されていなくても弱点が地面のみで出落ちしにくいので腐ることは少なかった
一定数存在したクレセ入りに強かったのも好印象

最高レートは2123で現在は2000台を彷徨うくらい
最終日は諸事情で潜れなさそうなので公開
今季は何が強いか分からず、いろいろな人の型や並びを真似るだけのシーズンだった
来季は面白そうな組み合わせや型を考え出して挑みたい

vsミミッキュ

■じゃれつくorシャドクロ/影撃ち/選択/選択 意地AS 妖or霊Z
■シャドクロ/呪い/身代わり/守る 陽気HS 霊Z

初手に来やすそうなミミッキュを選択
剣舞型やトリル型は2枚目以降の運用が主になると思うので除外
行動させない・・・というのは不可能なので行動させたうえでの立ち回りを考えてみる

1.肝っ玉猫だまし

猫だまし/捨て身タックル/冷凍パンチ/地震orシャドークロー 陽気AS

ガルーラ専用ムーブ
1に対しては安定して皮を剥せるが2には守られる可能性がある
接触かつ範囲の広い地震が基本だがシャドクロを入れると、
猫+シャドクロで147~入るので皮が剥がれていれば耐久無振りは飛ばせる
霊無効が偉く、2の呪いは痛いが攻撃技でやられることはない

2.蜻蛉帰りorボルトチェンジ


皮を剥しつつ後続に繋ぐ動き ランドロスは威嚇を撒けるため1の型に対してはかなり強く出れる
ウルガモスゲッコウガはとんぼとの相性を考えるとスカーフが有力か
後続は平均以上の耐久のポケモンを出すことになると思うが、2の型まで考慮するとS163以上のポケモンを出せるとより良い
蜻蛉ポケモンと後続との間に妖or霊の一貫が無ければ実現しやすいと思う

3.連続技

連続技で皮を剥しつつ対面から勝ちうるポケモン
パルシェンは1、2共に対面から破って勝つことが出来る
マンムーは耐久無振りであると156Zじゃれつく+影撃ちで落とされてしまうので、

・199(108)-184(140↑)-132(252)-**-81(4)-101(4)

のようなHAB基調に氷柱針を持たせると対面での安定感が出る
逆にミミッキュ側にとっても特にパルシェンは対策必須である

4.高耐久



メガボーマンダはHaS基調の捨て身/身代わり/羽休め/選択で威嚇込で安定して見やすい
他のメンツも高耐久+回復技持ちで1,2共にやり過ごしやすい
安定性は高いが隙を見せやすいので後続の起点にされないよう気を付けなければならない



とりあえず現状考えているのはこれくらいだが、初手の偶発対峙に置いても最低でもこれだけ考え得ることがある
実戦では2手目以降に来ることもままあり、剣舞、鬼火、トリルなど様々な型が存在するため全てを想定するのは不可能
使用率が高く最強の要素であるZを握っていることが多いので、これからも考察される余地が多いポケモンだと感じている

ガルーラ+ミミッキュ+キノガッサ

■ガルーラ@メガ
陽気AS
猫だまし/捨て身タックル/冷凍パンチ/地震

ミミッキュ@妖Z
意地AS
じゃれつく/シャドークロー/影撃ち/剣舞

キノガッサ@襷
意地AS
タネマシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/胞子

解禁後間もなく考えていた並び
最初に考えたのは相手に依存せず、性能の高いポケモンを並べること
環境が定まらないと思っていたので、広範囲に撃ち合えるポケモンを並べたかった

相手に依存しないことの要素として、先制技に注目
上から攻撃する機会を増やすことで、相手の行動機会を減らすことができると考えた
また、先制技を無効化するカプ・テテフに対して対面で大きな不利を取るポケモンは避けることを意識

単体性能、先制技、対カプ・テテフ、そして重要な要素となった行動保証をある程度確保できるポケモンとして、メガガルーラ、Zミミッキュ、襷キノガッサという並びとなった

3匹全員が先制技を持つことで何もせずに倒されるということがほぼ無くなり、
化けの皮や襷といった強力な要素を保持するうえでも先制技は噛みあうと踏んだ

・ガルーラ

当初は若干耐久に振った意地を考えていたが、最速ミミッキュカプ・テテフリザードンを考慮し最速に
技は対面で撃ち合える範囲が最大になるものを選択 足りない火力は裏の先制技で補う

ミミッキュ

等倍火力を補うZ 広範囲を削るためにじゃれつくシャドクロ両採用 受けに負担を掛ける剣舞

キノガッサ

胞子を絡めた攻撃で打ち勝てる相手が多い フィールドで胞子が通らなくなるが、
対象のフィールドを持つポケモンには対面で強いので並びで対処してくることを意識する


http://www.evervolition.com/entry/2017/02/22/210349
こちらの構築でこの並びを使っていただいた
足りない範囲を補うという点で噛みあっていたと思う

【雑記】NN

前にNNの由来を聞かれたことがあったので一部を並べてみる

Ground zero

爆心地
高火力Zで相手のパーティを破壊していくイメージから
あと地面タイプなのでそのイメージも

Reconquista

再征服活動
初登場時は環境を制圧するほど強かったが、しばらく不遇の時があったため
今は電磁波ボルトいないしガルーラが弱体化したからワンチャンあるかも

Heartbreaker

胸が張り裂ける思いをさせるもの
こいつにはいろいろな意味でそういう思いをして/されてきたので

Masterpiece

傑作
スパコンを超える頭脳を持っていて高種族値であることから
あとメガ進化のデザインが個人的に傑作だと思ったから
プレシャスに入れたかったけどボックスみたら生意気なダンバルがいた

Berserk Gene

はかいのいでんしの英語表記
狂暴な性格で暴れ回っているイメージから
こいつにライドすると慣性かかって操作むずい

Catastrophe

大きな破滅
暴れだすと街を破壊するという図鑑の説明から
サメハダーと似たイメージ、メガ進化するとタイプ一緒だし

Flare Napalm

絨毯爆撃
超火力オバヒをぶっぱしているのでそのイメージから
相手を包み込むようなエフェクトなのでそのイメージも

Prominence

紅炎(太陽の大気が突出したもの)
姿が太陽を意識させるものなのでそのイメージから

Trailblazer

先駆者
加速して先を行くイメージから この言葉自体はガンダムの映画から取った
acceleratorも人気そう

Theo Tezcatl

モンスターハンターテオ・テスカトルから
初見で見た時から付けたかったが文字数の壁に阻まれた

Heavyarms

ガンダムヘビーアームズの機体名から
氷柱針とかロクブラとか攻撃を連射しているので

Indignation

テイルズシリーズの最上位雷魔法攻撃
眼鏡アナライズや電気Zの破壊力はすごい

Last fencer

同じくテイルズシリーズで出る最上位クラスの剣
色ガルドは厨二病なデザインをしていてとてもいい

Shallistera

アトリエシリーズの主人公から
強くてかわいいポケモンその1

Shallotte

同じくアトリエシリーズの主人公から
強くてかわいいポケモンその2

Wild card

トランプでいうジョーカー、UNOでいうワイルドカード
どんな構築にも入ることができ、それらに合わせて自在に型を変えることができることから
あと見た目がジョーカーぽいイメージがあるので
強くてかわいいポケモンその3

Reminiscence

回想、追憶

大昔に島同士の争いを鱗粉を振りまき収めたという伝承があり今も存在することから
↑のポケモンが中々辛いけど中速以下にはとても強い
強くてかわいいポケモンその4


僕はNNを付けるときはそのポケモンの生い立ちやイメージから合いそうな単語を持ってくることが多いです
対戦とか数値からポケモンを考えて、その人の思考を知るのは楽しいし視野も広がるのでいいですが、NNにもその人の嗜好が垣間見えてまた違った楽しみがあると思います

メガボーマンダ

ボーマンダ@メガ
やんちゃ 171(4)-183(12)-151(4)-172(252)-99-170(236)
捨て身タックル/ハイパーボイス/龍波動/身代わり

リザードン対面で身代わりを置いた際有利を取りやすい構成
両刀・身代わり持ちの為受けまわしにも出せるかもしれない

カプ・テテフ

カプ・テテフ@拘り眼鏡
控えめ 175(236)-**-109(108)-188(164)-135-115
サイコキネシス/サイコショック/シャドーボール/ムンフォ、10万、めざパ炎or地 etc

A197スカイスキン捨て身タックルが~174
A194親子愛捨て身タックルを急所率込み84%程で耐える
A156ミミッキュのZじゃれつくが~168
ミミッキュの珠シャドークローを15/16で耐える

PFサイコキネシスで181-120メガガルーラを15/16
同攻撃でD無振りメガボーマンダに195~
PFサイコショックで175-109カプ・テテフに87~

等倍の撃ち合いに出来るだけ強くなるように配分
序盤に負担を掛け、終盤にトリックルームを敷き一貫を狙いたい

ウルガモス

ウルガモス@オボン ※虫のしらせ
控えめ 188(220)-**-85-176(36)-125-152(252)
放射/虫のさざめき/蝶舞/ギガドレイン、めざパ氷or地 etc

蝶舞後のC200カプ・テテフのPFZサイコキネシスが~187
C200PFサイコキネシス×2を蝶舞×2オボン込みで137~171(虫の知らせ発動圏内)
C182PFサイコキネシス×2を蝶舞オボン込みで139~172
A156ミミッキュのZシャドークロー+影撃ちをオボン込みで140~176
A194メガガルーラの親子愛捨て身タックルをオボン込みで144~181
蝶舞後のC161眼鏡カプ・レヒレハイドロポンプを14/16で耐える

蝶舞火炎放射で167-171ギルガルドを12/16
蝶舞知らせさざめきがD無振りカプ・テテフに150~177

Z技を放つウルガモスが一番強いとは思うが、余っていない場合などに考えていた型
オボンと蝶舞の相性が良く、ステロなどの削りにも多少抗うことが出来る